【初心者必見】５大ウイスキーを簡単解説！スコッチ編

５大ウイスキーとは、スコットランド、アイルランド、日本、アメリカ、カナダで生産されているウイスキーのことを指します。この５ヵ国は世界でも特に有名なウイスキー生産国です。今回は、この５大ウイスキーについて解説していきます。この記事では、スコットランド（スコッチウイスキー）に的を絞り、解説します！あくまで簡単解説ですので、玄人の方お許しください。初心者のみなさま、読んでいただけたら嬉しいです！

スコットランド（スコッチウイスキー）

ここは言わずと知れたウイスキー大国。スコットランドで生産されるウイスキーのことをスコッチウイスキーと呼びます。スコッチウイスキーは、以下の法律をクリアすることでスコッチウイスキーを名乗ることができます。

スコッチウイスキーに関する法律に触れたところで、早速解説していきましょう！スコッチウイスキーは、生産区分が分けられており、一概には言えませんが、各生産区分で特徴的な味わいがあるとされています。スコッチの各地域の説明に加えて、私の独断と偏見で好きなボトルの画像も載せておきます！

ハイランド

ハイランドは、非常に広大で東西南北に分けて紹介されることもありますが、今回はまとめて紹介します。酒質は、バランス型。重すぎず、軽すぎずといったところです。優しいピート香やわずかな潮っけがいいアクセントに！銘柄によっては、シェリー樽熟成に力を入れている蒸留所もあり、人気の地域です。というか私が一番好きな地域です（笑）

スペイサイド

スコッチの聖地として名高いスペイサイド地区。以前は、ハイランドに分類されていた地域ですが、知名度や生産能力により現在ではスペイサイドは独立されるのが一般的です。アイラとは正反対の味わいですが、ブレンデッドウイスキーにはなくてはならない存在です。フルーティな味わいの銘柄が多く、初心者へのおすすめシングルモルトとしても有名です。

アイラ

スコットランドの西岸、ヘブリディーズ諸島最南端にあるアイラ島で生産されているのが、このアイラモルトです。こちらもスコッチの聖地とされています。ブレンデッドにはこちらのアイラモルトもよく使われており、ピートを焚いたウイスキーが多く、ピートの特徴しかないように思ってしまいますが、飲んでみると意外とさわやかだったり、フルーティだったりと優しい一面も持ち合わせているウイスキーです。熱狂的なファンが多数。

アイランズ

オークニー諸島、ルイス島、スカイ島、マル島、ジュラ島、アラン島をまとめてアイランズモルトと呼びます。ここは、スコットランドでも自然豊かな島で主な産業は、牧畜、漁業、観光だけ成り立っています。さまざまな島でウイスキーが造られるため、どこも個性的です。がっつりピートを効かせたウイスキーから潮風感じるスパイシーなウイスキー、かと思えばスッキリして飲みやすいウイスキーなど各島のウイスキーが楽しめます！

ローランド

かつては、ハイランド地区のウイスキーと肩を並べるほど勢力のあったローランド。現在は、グレーンウイスキーの生産に力を入れています。また、ローランドとといえば穀物感のあるライトボディーのウイスキーが特徴的で、スコットランドでは珍しい３回蒸留を行っている蒸留所もあります。近年は、新しい蒸留所が続々操業し、勢いを増している注目の地域です！

キャンベルタウン

アーガイル地方のキンタイア半島先端の町がキャンベルタウンです。ここはかつて人口5,000人の町に30の蒸留所があるほどウイスキーの生産が盛んな地域でしたが、アメリカの禁酒法で市場を失い衰退してしまいました。現在は、スプリングバンク、グレンスコシア、グレンガイルの３蒸留所のみが稼働しています。塩辛さ（ブリニー）と麦の甘さが特徴のウイスキーです。日本の市場にはなかなか流通せず、高価格帯ですのでbarなどで楽しんでみてください！

まとめ

今回は、５大ウイスキーの中の「スコッチウイスキー」に焦点をあてて解説しました！簡単解説ということもあり、サクッと書いてみました。６つの生産地域があること、それぞれに特徴があることが分かっていただければ幸いです。自宅やbarでウイスキーを飲む際の参考にしてみてください。

スコッチウイスキーの解説をしてしまったら、残りの４つも解説しなければいけませんね！次の記事では、アイルランドの「アイリッシュウイスキー」について解説をしようと思います！

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました！酒巻さんちのウイスキーブログ、引き続きよろしくお願いいたします！！！