ウイスキーの飲み方ってハイボール?水割り?何があるのかよくわからないわ?
「ハイボール、お願いします!!!」という言葉が居酒屋には響き渡っている今日この頃。皆さん、ウイスキーの飲み方っていくつあるかご存じですか?なんと9種類!自分の好きな飲み方を探してみてください!
ウイスキーの飲み方9種類を一挙大公開!
まずは、ウイスキーの飲み方9種類を一挙に大公開します!知っているものから知らなかったもの、聞いたことあるけど試したことないなぁ~なんてものまで…ぜひ、参考にしてみてください!
- ストレート(ニート)
- トワイスアップ
- オン・ザ・ロック
- ハーフロック
- 水割り
- ハイボール(炭酸割り)
- フロート
- ミスト
- ホット(お湯割り)
それでは、ひとつずつ解説していきます!
ストレート(ニート)
まずは、ストレート!ニートとも呼ばれます。これは、グラスにそのままウイスキーを注ぎます。シングルは30ml、ダブルは60mlです。チェイサーも必ず用意してくださいね。私は、ワンショットに対して一杯の水を飲むように意識しています。
非常に簡単なものですが、簡単ゆえにグラス選びが重要です。大きくショットグラスとテイスティンググラスの2種類があります。庶民の味方、100均にもテイスティンググラスは売っていますが、個人的にはグレンケアンというメーカーのテイスティンググラスをおすすめします!¥1,000台で買えるグラスですし、私も愛用しています!
トワイスアップ
トワイスアップという飲み方は、ウイスキーと常温の水を1:1で混ぜ合わせた飲み方です。あまりメジャーではない飲み方ですが、蒸留所のブレンダーの方がよくする飲み方とされています。トワイスアップで飲むと一番ウイスキーの味わいや香味が感じ取れるといわれています。
私は、トワイスアップとまではいきませんが2、3滴常温の水を加える「加水」を自宅でよくやります!ストレートでは感じられなかった風味や味わいを拾うことができ、楽しみ方のバリエーションにしています!
オン・ザ・ロック
オン・ザ・ロックは、ロックグラスに大きめの氷、そこへウイスキーを注ぎ入れる飲み方です。ダンディなイケメンがbarで飲む姿が浮かびますね!オン・ザ・ロックは度数の高いウイスキーを飲みやすくする効果もありますが、氷が溶けてくると味わいにも少しずつ変化が出てきます。その味わいの変化をゆっくり楽しめる飲み方となっています。
自宅でオン・ザ・ロックをする際の注意点としては、大きめの氷を用意すること。製氷機で造った氷はNG!!!水道水に含まれるカルキ等の不純物のにおいが混ざり、ウイスキー本来の味わいが発揮できないからです。できれば、市販の丸氷。準備が難しいようでしたらコンビニで売っているカチ割り氷の使用をおすすめします!
ハーフロック
ハーフロックは、オン・ザ・ロックの状態からウイスキーと同量の水を加える飲み方です。トワイスアップとオン・ザ・ロックのハイブリットって感じだと思ってください。
オン・ザ・ロックだとアルコール感を感じてしまう場合は、このハーフロックがおすすめです。度数でいうと16~18%程度。さらに氷が溶けると度数が低くなっていき、だいぶ飲みやすくなってくるのではないでしょうか。
水割り
水割りは、グラスに氷を詰め、ウイスキーを注ぎます。注いだウイスキーをマドラーでしっかり冷やし、ウイスキー:冷水を1:2~2.5で入れます。最後にマドラーで2.30回しっかり回しましょう。これでウイスキーの水割りが完成です!
若い年代の方からすると「おやじクセェ~」となりそうな水割り。20代ですが、私は大好きです♡しっかりウイスキーを感じられるし、食事の邪魔をしない!当時は、サントリーオールド、通称「ダルマ」が愛飲されていた時代。スナックや居酒屋でキープしていた方もいたのではないでしょうか。今では特級表記のオールドも貴重になってきています!
ハイボール(炭酸割り)
ハイボールは、グラスに氷を詰め、ウイスキーを注ぎます。注いだウイスキーをマドラーでしっかり冷やし、ウイスキー:炭酸水を1:3~4で入れます。最後にマドラーで一回だけ混ぜます。ハイボールの作り方で注意するのは、混ぜ過ぎないこと!!!炭酸のシュワシュワである程度ウイスキーと炭酸水は混ざっています。混ぜすぎるとせっかくの炭酸が抜けてしまうので混ぜすぎには十分注意してください!
どこでも気軽に楽しめるハイボール!自宅で作ってもよし、外で飲んでもよし、缶で飲んでもよしの万能な飲み方ですが、どうか1度自分でちゃんと作ってみてください。ちゃんと作ったハイボール、めちゃくちゃおいしいですよ!!!正直、居酒屋のハイボールでは満足できない自分がいます。(居酒屋は何を飲むかよりも誰と飲むかが重要だと思っています!)ぜひ一度、挑戦してみてください!
フロート
フロートは、グラスに氷を詰め、7分目まで冷水を入れます。そこにマドラーに沿わせてウイスキーを注ぎ入れ、完成です。一口ごとに味が変わり、ゆっくりウイスキーを楽しむことができる飲み方です。水とウイスキーの重さが違うため、グラスの中で二層に分かれるので見た目も楽しい飲み方となっています。
ちなみに、志村けんさんは、「炭酸水→ウイスキー→炭酸水→最後にフロート」の飲み方が好みだったようです。面白いですね!また、ワイングラスで日本酒を飲むなどお酒好きの中でもよりおいしく飲もうという工夫をされていたのではないかと思っています。
ミスト
ミストは、ロックグラスにクラッシュドアイスを詰め、ウイスキーを注ぎ、マドラーで混ぜ完成です。クラッシュドアイスを使用するため少々面倒な飲み方ですが、ウイスキーがしっかり冷えており、清涼感を感じられる飲み方です。個性の強いシングルモルトやバーボン、苦手なウイスキーを飲む際に有効な飲み方ではないでしょうか。
ホット(お湯割り)
ホット(お湯割り)は、あらかじめ耐熱グラスにお湯を入れ、温めておきます。ウイスキーを注ぎ、同量または3倍量くらいのお湯(70~80℃)を入れ、完成です。冬の寒い時期によい飲み方ですね。個人的にはシェリー系の安いウイスキーをホットで飲むことが多いです。好みによって、お砂糖やハチミツ、シナモンスティックを入れてもおいしいですよ!お湯の温度が高すぎるとウイスキーのアルコールを飛ばしすぎてしまうことがあるので温度には注意してください!
まとめ
以上。今回は、ウイスキーの飲み方講座でした!家では、ストレート、加水、ハイボール、水割りが多いです。今回の飲み方講座で改めていつもと違う飲み方に挑戦してみようと思いました!自宅にボトルがあると様々な飲み方ができるのも家飲みのいいところですね!それでは、引き続き「知っておいしい、飲んでおいしい、ウイスキー」の世界へご招待します!酒巻さんちのウイスキーブログでした!最後まで読んでいいただき、ありがとうございました!
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